近年、「ゴミ屋敷」や「汚部屋」が社会問題として取り上げられることが増えてきました。一度散らかった部屋を放置してしまうと、どこから手をつけていいのか分からなくなり、どんどん物が増えてしまいます。そうならないために、片付けのプロが実践している「ゴミ屋敷化しないための片付けルール10選」をご紹介します。
物が増え続けると、どれだけ片付けてもすぐに散らかってしまいます。そのため、新しい物を購入する際は「1つ買ったら1つ捨てる」ルールを徹底しましょう。特に衣類や日用品は増えがちなので、不要なものは積極的に処分することが大切です。
「いつか使うかもしれない」と思って取っておく物が増えると、部屋はすぐに散らかります。定期的に持ち物を見直し、半年以上使っていないものは処分する習慣をつけましょう。使わないものはリサイクルや寄付に出すのもおすすめです。
片付けをする際、「どこに何を置くのか」「どのように収納するのか」を決めることで、物が散らかるのを防げます。また、収納スペースを決めておくことで、それ以上物を増やさない抑止力にもなります。
チラシやレシート、使い終わった食品のパッケージなど、家の中には日々不要なものが増えています。「後で捨てよう」と思わず、手に取ったらすぐに捨てる習慣をつけましょう。特に玄関やキッチンにゴミ箱を設置し、不要なものはすぐに処分できるようにしておくのがポイントです。
一気に片付けようとすると負担が大きく、結局途中で挫折してしまうこともあります。1日5分でも良いので、毎日少しずつ片付けをする習慣をつけると、ゴミが溜まりにくくなります。「今日はテーブルの上だけ」「今日は引き出しの1段だけ」といった小さな目標を設定すると続けやすくなります。
収納スペースがギリギリまで詰まっていると、新しいものを収納できず、部屋に物が溢れてしまいます。収納は8割程度の余裕を持たせることを意識し、入りきらない場合は不要なものを処分するようにしましょう。
片付けが苦手な人の特徴の一つが、「とりあえずここに置いておこう」という癖です。一時的に置いたつもりが、そのまま放置され、気づいたら部屋が物で溢れていることも。物の定位置を決め、使ったら必ず元の場所に戻す習慣をつけましょう。
部屋が汚れる原因の一つは、掃除と片付けが別々になっていることです。例えば、床に物が散らかっていると掃除機をかけるのも面倒になり、どんどん汚れが溜まってしまいます。掃除をする前に物を片付ける習慣をつけることで、清潔な部屋を保ちやすくなります。
持ち物の管理ができていないと、同じものを何度も買ってしまったり、使わないものが増えたりします。収納スペースごとに何があるのかリスト化し、定期的に見直すことで無駄な買い物を減らし、片付いた状態を維持できます。
「高かったから捨てられない」「まだ使えるからもったいない」と思って物を捨てられない人は多いですが、それがゴミ屋敷化の原因になることも。使っていないものを持ち続けるよりも、必要としている人に譲る、リサイクルに出すなどして手放すことで、部屋をスッキリさせることができます。
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